テ、テレワーク?
そう言えばいつかの夏、業界の先輩でもあるベテラン凄腕コピーライターと、取材のために客先へ向かっていた時のこと。
共通の知り合いの話題の流れから、最近「テレ完」で東京の人と仕事をしたと仰っていたことを思い出した。
少なからず衝撃を受け、そうゆうやり方も現実的にアリだとわかった瞬間でもあった。
今思えば、その時免疫ができていたからこそ、スムーズにテレワークへ移行できたのかもしれない。
目的を失った事務所
私たちが作業場としての名古屋市千種区の事務所を引き払い、テレワークへの移行を決めたのは確か2019年11月あたり。
理由はメンバーが1人抜けたこと、
そして私が田舎へ引越しを決めたことが2つの大きな要因である。
ご存知の方もいると思うが元々ZOU株式会社は3人の会社。
3人役員という形態のもと事業計画や目標、そしてライフスタイルも組み立てて走ってきた。
ところがそんな集団からメンバーが一人抜けたのだ。
その影響で、会社というよりも私自身が走る方向を見失い、ただ毎日決まった場所へ出勤し、目の前の仕事をこなす毎日を送っていた。
モヤモヤしたままである。
半年以上迷走し、彷徨い、ただひとつわかったことはこれ。
事務所にはもう何もない。
新しいスタイルで制作する
2人のメンバーはそれぞれ自分の好きな場所で制作をする。
ZOUという集団と個人の時間の両方を大切にする。
これがZOUのスタイルになった。
しかしお客さんにはどう説明しようか…
折しもあれ、コロナの恐怖が世界を覆い、テレワークという言葉が世を席巻する。
世の中とは本質は違うが、テレワークという言葉でご理解いただけるタイミングとなったのた。
誤解のないように。
事務所は一応名古屋市中区丸の内にある。