壁の無いガレージがカーポート
いつも大変お世話になっている近藤工業株式会社エクステリア事業部さまの製品「エレント カーポート&ガレージ」についてWEBサイトを制作させていただきました。
もう8年近くお付き合いがあり、時に傷つき、時にぶつかりながら弊社を育ててくれた馴染み深い会社さま。定期的に販売促進やプロモーションに関する簡単なコンサルティングも請け負っているが、未だに自分の中ではっきりとした答えが導き出せないことがある。
それはカーポートの役割だ。
見た目が良い、カッコいい、オシャレ、車や家とマッチするデザイン等、求められることは多岐に渡る。ただし、それらはあくまで付加価値という域を出ない。
いま現在私の中でわかっている本質的なカーポートの役割は「屋根の下のものや人を護る」こと。それを満たす条件は「丈夫で永く使えること」と「事故なく使い易いこと」である。
この2つはカーポートやガレージに限らず、すべての道具や商品に共通する普遍的なことでもある一方、意外と軽視されがちである。
丈夫さと使い易さがカタチとなった製品
エレントのカーポートは愚直で不器用だ。ところがユーザーにとてもフレンドリーである。
無駄を省き、機能を煮詰めた製品。
「丈夫で安心して永く使える」うえに「使い易い」製品をWEBサイトとしてどう伝えるかが今回の制作の一番の課題。飾りや見た目の雰囲気で目先を逸らすことができないからこそ難しく、結果的にそれらは以下の2大コンテンツに帰結した。
「丈夫で安心して永く使える」=「強いエレント」
「使い易い」=「自由なエレント」
これらを正しく、十分な情報量で説明することがエレントを表現する上で最も効率的で効果的に違いない。
結局WEBサイトでやっていることも、エレント製品のソレである。
対エンドユーザー元年
エレントはブランドであり、近藤工業株式会社エクステリア事業部はメーカーである。
今までエンドユーザーとの直接的な接点は無いに等しい。
実は今回のサイトの最大の目玉は「エンドユーザーとの接点」を持ったこと。
今後どのように影響が広がるか、これまで通り伴走しながら見届けていけると幸いである。