ブランドコンセプト
今は焼肉の名店として押しも押されもせぬ焼肉みずの。
オーナーが開店場所を探している時からこのお店に関わっているが、ブランドを作る上でのオーナーの要望は「開店したその日から老舗」というもの。
相反するもの融合させるという、まさに難題。
悩み抜いた末、最終的にたどり着いた方法が、脈々と受け継がれてきた「みずの氏」の家紋のデザインの深みを借りて出発点とし、現代に生きてお店開くオーナーとをデザインで繋ぐというもの。
デザインがうまくいったかは皆さんの評価に任せるとするが、お店の成長とともにデザインが一人歩きし、共に成長していることを実感できるデザインになった。
暖簾にこだわる
焼肉みずのといえば、この暖簾を潜っていくワクワク感。
ここからおもてなしが始まっている。
オーナーのこだわりに応えるべく、麻100%の生地に臈纈染を選んだ。
愛知県岩倉市で鯉のぼりをつくる染物屋さんに毎回依頼している。
お店全体をひとつの作品として
ただでさえ、本当に美味しい焼肉がお値打ちに食べられるお店。
それだけにデザイナーやデザインのエゴで邪魔しないこと。
そしてその魅力を最大限に発揮できる手助けができればと思っている。
お店に訪れる人が存分にその時間を楽しんでくれれば何より。